1巻を読んですっかりハマってしまった「さはん」
2巻も猛スピードで読んでしまいました。
展開が早い上にコミカルだからサクサク読めてしまう。
でも、単なるコメディでなくしっかりとしたストーリーがあり、気づけばいつの間にか引き込まれている…
そんな人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻のメモです。
※ ネタバレ含みます。
▼白蓮華・洛氷河がなつかしい1巻

▼3巻が待ちきれず本編完結まで読みました

2巻の感想(全体)
2巻(分冊版24~50相当)はストーリーが目まぐるしく展開し、スピード感がある一冊。
洛氷河と沈清秋の関係性が微妙に変化していく中、1巻に比べて周りのキャラクターたちもいい味を出している!
時折重いシーンもあるけれど、魔道祖師や天官賜福ほどのヘビーさはなく読んでいて辛くならない。
コミカルだけれどきちんとストーリーがあって、キャラクターそれぞれがいろいろと癖ありだけれどそれも愛おしくて。
「転生ものでしょ」と食わず嫌いしてしまうかもしれませんが、墨香銅臭先生の処女作を楽しみたい人にはぜひ読んでほしいです。
▼Amazonにて、2026/4/24〜5/13まで分冊版がセール中。書籍よりもお得な価格なので、おためしで読んでみるのも◯
第八回 身死
花月城での乱闘
- こっそり闖入した沈清秋→寧嬰嬰が気づく
- 幻花宮の弟子たちに種蒔き人が混ざっていた
- 柳清歌の御剣で一番高い建物の屋根に連れて行ってもらう沈清秋
変装して気づかれないようにしていたのに、沈清秋に気づいた寧嬰嬰。
「おバカーー」って思いつつも、変装してても振る舞いで師尊に気づけるなんて、いい子だなと感じた。
御剣ってボードみたい。
洛氷河登場→沈清秋自爆
- 心魔剣に反噬されそうになる洛氷河→沈清秋が自らの霊力を使って押さえ込む
- 沈清秋自爆
洛氷河のこの言葉、彼の今までの人生がいかに辛かったか、苦しかったかがわかる。
「天命?天命とはなんです? 4歳の子供がいじめられていても誰も助けないことが天命ですか?それとも、罪のない老婦人がひどい怒りと飢えの中で死んでいくことが天命だとも?」
(中略)
「それとも、私が犬と残飯を奪い合うことがですか?敬愛し、真心を尽くして仕えていた方が、私を騙し、切り捨て、裏切り、その手で私を煉獄よりも、過酷な場所へ突き落としたことが、、天命だったと言うのですか?!」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
どうして誰も助けてくれないの?どうして自分は幸せになれないの??と心の叫びが聞こえるよう…。
そんな中、唯一手を差し伸べてくれたのが師尊だった。
展開上、避けられないとは言え、無限深淵での一件はたまらない。
心の闇を突かれ、心魔剣に反噬されそうになる洛氷河を身をもって止める沈清秋。
じ、自爆…?
読んでも読んでも、理解ができなかった。
え?沈清秋って死んだの??
沈清秋の自爆後、寧嬰嬰が洛氷河にかける言葉、師姉としてふさわしい。
そして、寧嬰嬰が最後に「もう師尊だなんて呼ばないで」と言ったところ。
彼女の強い怒りと拒絶を感じる。
俺を見るたび、化け物でも見たみたいな顔をするから、頭にきて……昔は俺に対してだけだったのに、今ではほかの人ともにこにことしゃべって……なのに、俺には話しかけようともせず、いつも俺を疑ってばかりだったから……でも、俺が、間違っていました
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
後悔と絶望の洛氷河。
2巻は初っ端からしんどいな…。
第九回 辺境
前章より5年経過。
辺境での噂話→下っ端魔族との会話
- 辺境守りの弟子たちの噂話
- 沈清秋復活(日月露華芝で作られた肉体を使っている)→絶世きゅうりと名乗る
- 下っ端魔族たちから聞く「道を使うすごいお方」
辺境守りの弟子たちの噂話(洛氷河と沈清秋にまつわるもの)がうまくまとまっていて、ストーリーがうまく整理された。
ありがとう、ゴシップ好きのお兄さんたち。
沈清秋の復活が早くて驚いたけれど、5年間も土の中に眠ったのか。
日月露華芝で作られた肉体ってどんなのなんだろう?
沈清秋ベースの身体に「オタクの雰囲気が漂っている」ってどんな風貌なの?
赤雲窟→茶店
- 楊一玄(ヤンイーシュン)再登場(柳清歌の弟子になっている)
- 洛氷河のために紗華鈴が「容器」として修人を捕らえていた→沈清秋が逃す
- 囚われていた柳溟煙や楊一玄とともに茶店に入る→辺境守りの弟子たちと再会
沈清秋同様、わたしも柳清歌が弟子を取ったことに驚いたけれど、柳清歌が洛氷河に負け続けていることにももっと驚いた!
「君の師尊はここ数年どんな調子だ?」
(中略)
「戦うたびに負けています。」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
話の端々で年月の経過を感じさせる、うまいなぁ。
この時点では洛氷河の出番はほどんどなく、第三者伝いの描写だけでどんどん想像が進む。
「もう大魔王路線まっしぐらなんだろうか?(でも師尊大好き)」と考えながら読んでいた。
紗華鈴の元から逃れた沈清秋たちが茶店で聞く噂話がおもしろくて!!
おいおい、まだまだこんなところで驚いてもらっちゃあ回る。この後に、師と弟子が昼も夜も、ずっと一緒に過ごすうちに、密かな思いが芽生えた、と続くんだからな?
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
沈清秋と楊一玄はお茶を吹き出していたけれど、うまくまとまっていると思ったのは、わたしだけ?
柳溟煙も「なるほど」と、この解釈に納得してる。
外堀がこんなに埋まっているのに、まだシラを切る師尊。
あなた、すっかりロックオンされていますよ(笑
第十回 幻花
洛氷河と沈清秋のキスシーンあり。
このシーンは挿絵もあって、めちゃくちゃよき!!
幻花宮へ
- 紗華鈴が「容器」(魔気と霊気の交換媒体)として沈清秋を洛氷河に差し出す
- 幻花宮で見た後宮メンバーたちの不遇に疑問を抱く沈清秋
ついにバリバリ大魔王な洛氷河の登場!
ダークで残酷な雰囲気を漂わせている。
これが闇落ちか…。
その後、紗華鈴は偽物を洛氷河の元へ連れて行ったが、洛氷河を喜ばせるところが彼を激怒させてしまい、危うく赤雲窟ごと綺麗さっぱり消されかけたのである。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
洛氷河が最も最も大事にしている師尊だもの、沈清秋の偽物を準備したら怒られるよね。
新しい「容器」候補の沈清秋の顔を見て洛氷河は同じように激怒しかけたが、身の危険を感じた紗華鈴に「聖陵」の存在を示唆され、怒りをおさめる。
「聖陵」で何をするの??
文脈的には沈清秋に関係することっぽいけれど…
洛氷河の夢境
- 夢境に紛れ込んだ沈清秋
- 清静峰での修行の思い出(師尊との大事な思い出)
- 夢境で洛氷河と沈清秋が対話する
自身の夢のでの沈清秋よりも優しいことに違和感を抱きながらも、どんどん近づく洛氷河。
沈清秋が「近すぎないか??」と思いつつも身動きせずにいると…
羽のようなものがふわりと頬をかすめる。唇から伝わってくるのは、暖かくも少しひんやりとした、馴染みのない柔らかな感触だ。
(中略)
沈清秋の世界観も価値観も人生観も、光の速さで崩壊し、再建してもまた崩壊するを繰り返す。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
きた!!!!
今まで鈍かった沈清秋がついに洛氷河の気持ちに気づいた…!
夢境は洛氷河の内面を映し出す場所。
自分の本心は誰にも見せられない魔王・洛氷河の本心がついに…
夢境だからこそ、「師尊」「師尊」「師尊」って本音を100%全開にできるんだね。
柳清歌が幻花宮に侵入したことで、夢境から覚める。
第十一回 屍体

洛氷河VS柳清歌
- 沈清秋の死体を抱えている洛氷河
- 死体を奪われた洛氷河が激怒する
ベッドの中で沈清秋の死体を抱えていた洛氷河。
突然のことになかなか脳内描写ができなかったけれど、5年間も大事に大事に死体を抱えていたのか。
しかも、薄い襦袢姿で。
なかなかゾッとする愛情表現だ、実に洛氷河らしい。
「畜生が!何がどうあっても、そいつはお前の師尊なんだぞ!」
「私がほかの人間にもこのようなことをすると思っているのか?」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
執拗どころか狂気に近いと感じるが、上記の柳清歌とのやりとりがすべてをあらわしている。
そう、師尊の死体だから大事なの。
洛氷河は柳清歌を助力した沈清秋に怒りの矛先を向けるが、沈清秋は何者かにさらわれてしまう。
さらわれた沈清秋
- 沈清秋の体内で洛氷河の血蟲虫が暴れる→沈清秋をさらった何者かのおかげでおさまる
- 何者かは沈清秋に天魔血を飲ませていた
沈清秋が天魔血を飲むのはこれで2回め…
ふたたび洛氷河の夢境
- 沈清秋の死体を奪われたことを悔やみ、自らの夢境を傷つける洛氷河→夢境に迷いこんだ沈清秋に止められる
- 洛氷河は沈清秋にこころの内を話す
あんなに悪い大魔王ぶってるのに沈清秋の前では甘える大型犬のような洛氷河。
沈清秋の前ではかわいこちゃんになってしまうのね…。
そして、洛氷河が死体を大事にしていた理由がわかった↓↓
もうとっくに後悔してます。ただ、ずっと師尊にそれをお伝えできなくて。師尊を自爆に追い込んだことをまだ怒ってますか?俺、もう師尊の霊脈を全部修復したんです!嘘じゃありません!後は聖陵に入り込めさえすれば、絶対に師尊をもう一度目覚めさせられます!
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
洛氷河は沈清秋を復活させようとしてたのか(日月露華芝ですでに復活しているけれど)
洛氷河とのやりとりを通じて、今の洛氷河を面倒だと感じつつ戸惑う沈清秋。
個人的に、沈清秋は「洛氷河をステレオタイプのキャラクターとして扱っていたこと」を無自覚に反省していると感じられて。
洛氷河に対する申し訳なさや後ろめたさが後々にも響いてくるのではないかと思っている。
つまるところ、沈清秋は洛氷河を一篇の小説の中に出てくる登場人物としてしか見ておらず、常に遠くから見守り、時折弄ぶような態度をとっていたにすぎないのだ。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
沈清秋の立場も難しいね…。
第十二回 竹枝
- 竹枝郎(ジュージーラン)登場(白露山で助けた蛇男で天琅君の配下)
- 前章で天魔血を飲ませていた者は竹枝郎だった
- 妓楼へ行きたいと言う沈清秋→竹枝郎を撒く
- 春山恨の主人公カップルにされていることに気づく
竹枝郎が登場したとき、わたしも天琅君かと思った。
竹枝郎はオリジナルの狂傲仙魔途では登場しておらず、ストーリーの穴埋めらしい。
…いったい、どれくらいの穴埋めがあるんだろう。
洛氷河と沈清秋、春山恨で公認カップルになってる(笑
第十三回 脅迫
蒼穹山に戻る沈清秋
- 洛氷河率いる魔族が蒼穹山を追い詰めていた
- 洛氷河と柳清歌が剣を交えようとした瞬間を止める沈清秋→洛氷河に見つかる
- 公衆の面前で尚清華が沈清秋の秘密をカミングアウト
蒼穹山を追い詰めてる洛氷河、めっちゃ大魔王。
読んでるわたしも大魔王・洛氷河と恋愛煩悩・洛氷河のギャップに戸惑う…。
なんか見てて痛々しい…。
この一言、沈清秋の心がスーーーッて冷えたと思うのよ。
「師尊、捕まえた」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
怖い、怖すぎる、ゾッとする。
そして、沈清秋が仮の肉体で生きていることに驚く柳清歌の放つ「生きてたのか」
いや、そこは「お前死んでなかったのか」でしょ(笑
奪われた沈清秋の死体
- 洛氷河に身を差し出した沈清秋
- 沈清秋の死体もともに連れていくつもりが、沈清秋の死体は奪わていた
洛氷河がここまで意固地になっているのも、蒼穹山が被害にあったのも、沈清秋がちょっと軽率だったところもあるなぁとは思う。
転生者ゆえの誤算なのかな。
沈清秋の死体を守っていた弟子たちが毒で襲われたと聞いて、洛氷河がこんなふうに答えたのは過去に沈清秋が不治毒に冒されたからだろうか。
洛氷河は素っ気なく、「毒を使うのは好きじゃない」と答えた。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
沈清秋はオリジナル洛氷河も毒を用いないからだと納得していたけれど、わたしは師尊の不治毒事件も影響しているのでは?と思っている。
第十四回 軟禁
- 魔界に軟禁される沈清秋→洛氷河によるもてなし
- 沈清秋の元に戻る修雅剣(運び役:尚清華)
- 尚清華「沈九(シェンジウ)に関するプロットを削った場所があって…」→会話の途中で途切れる
- 沈清秋の元へ訪れる洛氷河→突如、沈清秋が苦しむ
もてなされても素直に受け取れない沈清秋。
沈清秋の立場で考えたら「そりゃ、そうだよね」なんだけれど、洛氷河の立場で考えると「ツライよね」になっちゃう。
感情ともに態度も豹変してしまうから、何を信じたらいいかわからない気持ちはわかる。
ただ、沈清秋もここまでこじれてしまった要因に加担してると思うから、少しモヤモヤするところも。
でも、確実に沈清秋のこころは絆されていってると思うな〜↓↓
人からものをもらったり、料理を食べさせてもらったりすると、往々にしてその人に対して頭が上がらなくなると言う。だから、この食事を平らげた後でも、まだ堂々と自信を持って洛氷河に不満を抱けるかどうか、沈清秋は甚だ心配だった。けれども、料理人はあまりにも、沈清秋の好みと食習慣を知り尽くしていた。沈清秋は悩んでいるうちに、いつの間にやら料理を全て平らげてしまっていた……。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
そして、洛氷河の服ビリ属性が発動し始めたころ、沈清秋が苦しみ出す。
魂を体から引っ張られるような苦しみって、ついに本体に戻るのか?!
第十五回 聖陵
この辺りから展開が早くなっていく。
元の身体に戻る沈清秋→天琅君登場
- 聖陵にて元の身体に戻った沈清秋
- 聖陵には侵入者を追いやる仕組みがいっぱい(盲屍・絶息燭など)
- 盲屍・絶息燭から逃げるためひとつの石室に入る→天琅君と竹枝郎がいた
- 天琅君の言う「人間界への贈り物」とは?
ついに天琅君が登場!
一人称が「余」なところがいい!!
中国語の一人称が「我」のみに対して、日本語の一人称は「私」「僕」「俺」など複数ある中、登場人物の性格や立ち位置から的確な一人称で表現してくれる翻訳者さんに感謝。
考え方は魔族だけれど、風格もあるし、なんだか憎みきれないキャラだ。
もっといかつくて魔王魔王しているのかと思った。
天琅君は宗門四派を滅ぼす計画を立てているが、沈清秋への恩を感じている竹枝郎は沈清秋を逃すために魔界に連れてこようとしていた。
…ロジックはわかるけれど、ちょっとズレてる。
金蘭城での騒ぎも竹枝郎の仕業とわかり、沈清秋が洛氷河を疑ったことへの後ろめたさを感じ始める。
すれ違いや勘違いばかりだったとは言え、沈清秋が洛氷河のガラスのハートを傷つけてきたのは事実だからなぁ。
洛氷河突撃
- 200匹の黒月蟒犀を使って聖陵の結界を破ってきた洛氷河
- 天琅君と洛氷河の親子対決
- 聖陵の仕掛けに苦戦しつつも、天琅君たちを撒く洛氷河と沈清秋
- 洛氷河の身体に異変
どんな時でも沈清秋を守ろうする洛氷河に心を打たれつつある沈清秋。
まだまだ戸惑いつつも、沈清秋→洛氷河への思いやりや気遣いが垣間見えるようになってきて、読んでいてドキドキしていた。
天琅君と竹枝郎から逃れるため、洛氷河の手を掴んだつもりが竹枝郎を掴んでいた沈清秋の発した一言↓
沈清秋は堪らず石扉に拳を打ちつけた。
「私は洛氷河と一緒になりたかったのだ!」
竹枝郎はぽかんとして、「沈仙師はとっくに彼と一緒になって……結ばれているのではないのですか?」と聞いてきた。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
竹枝郎の脳内に春山恨が浸透しすぎてる…!
人間界・魔界公認カップルになってる…!
第十六回 融氷

旨みがたっぷり詰まってる章だと思う。
洛氷河を守る沈清秋
- 気絶した洛氷河を守る沈清秋
- ふたりで棺桶に入り、盲屍から身を守る
- 目覚めない洛氷河→夢魔「魂が混沌状態で目覚めさせられない」
棺桶に入っているシーン、見ててニヤニヤしちゃう。
盲屍から守るためと言えど、沈清秋が洛氷河に額に唇をつけたり、身体をぴったりとくっつけて抱き合ったり、「肉体関係が一歩前進」とのシステム通知が来たり。
そんなイチャイチャしてるふたりを見て、怒ってる夢魔のおじいちゃん。
自分こそ洛氷河から師と崇められる存在なのに「先輩」止まりだし、ノロケや恋愛相談も相当聞かされてたみたいだし、なんとまぁ不憫な…
老宮主&秋海棠の襲撃→天琅君&竹枝郎の追撃
- 洛氷河を狙う幻花宮・老宮主と沈清秋を狙う秋海棠→この戦いで「情糸」の被害を受ける
- 天琅君&竹枝郎が沈清秋たちに追いつく→洛氷河を一時的に棺桶に隠す
- 天琅君&竹枝郎を漠北氏の氷の殿で足止め→沈清秋の体内で蠢く竹枝郎の血蟲虫
- 洛氷河が目覚め、竹枝郎の血蟲虫を制する
- 沈清秋と洛氷河の会話
洛氷河によって「だるま」にされていた老宮主。
洛氷河にかつての弟子だった蘇夕顔(スーシーイエン・洛氷河の母)の面影を見ていたようだが、面影レベルじゃなさそうな…
そりゃ、だるまにされても仕方ない。
老宮主に洛氷河を差し出すように言われても、洛氷河を差し出さなかった沈清秋。
沈清秋はどうあっても、主人公は不死身という黄金律とやらに賭け、手をこまねいて見ている気にはなれなかった。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
洛氷河を感情を持つ生身の人間として扱っているところが大きな変化だと思う。
「チート主人公」でなく、守るべき大切な存在になってきているんだと感じた。
そして、秋海棠は発狂して、聖陵を走り回り、生死不明。
老宮主との戦いを通じて、沈清秋の右腕や右半身が情糸にまみれてしまう。
師尊の右腕は本当に災難続き…。
洛氷河が目覚めたのを見て、沈清秋もわたしも「やった!」と思ったけれど、お目覚め直後は寂しさや勘違いから衝突してしまうふたり。
でも、師尊の顔に涙の跡があるのを見て、洛氷河が「俺のために…」「嬉しい」「幸せ」を連発。
ここからの流れ、好きだわ〜
好きすぎてカッとなったり、カッコ悪かったり、デレッデレになったり…
忙しいなぁ、洛氷河!!
このシーン、何度でも読める(笑
天琅君に心魔剣を差し出す→沈清秋が蛇に飲まれる
- 漠北氏の氷が解けた天琅君&竹枝郎
- 天琅君の天魔血まで飲んでしまう沈清秋
- 心魔剣と引き換えに沈清秋を解放させるつもりが、沈清秋が蛇(竹枝郎)に飲まれ攫われてしまう
この章のタイトル「融氷」って本当に上手だな、と思った。
最後に漠北氏の氷が解けることを表す「融氷」
沈清秋と洛氷河のこころが(少し?)とけた「融氷」
第十七回 天琅
目覚めた沈清秋
- 蛇で移動中の天琅君一派
- 竹枝郎に情糸の治療をしてもらう沈清秋
- 天琅君の目論見が明らかになる(天魔剣を使って魔界と人間界を力技で結合すること)
天琅君に捕らわれてシリアスなシーンなのに、読みながらちょこちょこ笑いが…
竹枝郎は洛氷河との関係をイジるし↓↓
「君上、どうかからかわないでください。沈仙師に対して、邪な思いなど、露ほども抱いておりませんから」
そして、沈清秋に視線を向けて強調するように宣言した。
「洛氷河のような邪な思いは、少しもありません」
(お前、今なんで強調した?!)
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
天琅君にいたっては春山恨を口ずさむほど。
笑っちゃダメなのに…沈清秋がとらわれていて大変なときなのに…つい笑ってしまう…
まぁ、ピリピリしながら読むより全然いいか。
脱出→宿で一泊
- 乗り込んできた洛氷河
- 沈清秋は天魔血で苦しむも、竹枝郎が手を緩め解放される
- 柳清歌の侵入も相まって脱出成功
- 宿で一泊
かならず沈清秋を救出しにくるとは思ってたけれど、まさか来ていきなり激しく口付けするとは。
そりゃ、師尊も怒るやら呆れるやら、混乱するでしょ(笑
また、運悪く竹枝郎の治療タイム(沈清秋が素肌を晒す)に出くわすから、洛氷河のジェラシー・怒りがMAXに。
寝台での3人のドタバタ劇おもしろい。
天琅君に洛氷河が見つかり、バトル突入するけれど、柳様の侵入もあって脱出成功。
沈清秋たちを逃した天琅君がボヤいた言葉が天琅君らしくて…↓↓やっぱり嫌いになれないキャラだなぁ。
「ただ、確かに予想外ではあった。まさか沈峰主は、人数が多いのがお好みとは。毎度、少なくとも3人は必要なのか?」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
宿に向かう途中や宿での、洛氷河と柳清歌のバチバチも見てて飽きないなぁ。
師尊の前ではお目めキラキラの洛氷河、柳清歌に向ける表情は侮蔑が滲んだバカにしたもの。
洛氷河のあざと可愛いさ!!
挿絵もよい。
師尊との相部屋のつもりで2部屋取ったのに、沈清秋/洛氷河・柳清歌に部屋分けされて、洛氷河はお気の毒。
沈清秋は安心ですな。
第十八回 身上
この辺りは読むのがしんどいなと感じていたところ。
でも、魔道祖師や天官賜福に比べたら全然ぬるい。
昭華寺クエスト開始
- 起床後の沈清秋のためにお世話する洛氷河
- 天琅君が血の雨を降らせるという夢を見た仙師たちが昭華寺に集まる
- 洛氷河の大衆ポイントアップさせる昭華寺クエストが開始される
師尊のために、甲斐甲斐しくお世話をする魔王・洛氷河。
普段ならこんなことは部下にやらせるだろうに、沈清秋のために…
またもや、あざと可愛い洛氷河が沈清秋の弱いところを突きまくってる!
暴かれる洛氷河の出生
- 蘇夕顔(スーシーイエン)が天琅君に近づいたのは罠にはめるため
- 蘇夕顔は堕胎剤を飲むも胎児の洛氷河には効果なし
昭華寺クエスト失敗→ペナルティイベント
- 昭華寺に魔族が放たれる
- 沈清秋への侮辱、洛氷河への疑い
- 鎮圧のため、洛氷河を先に逃す沈清秋
- 昭華寺クエスト失敗からペナルティイベント(だるまシーン体験)
噂だけを信じる人、悪人は悪人と決めつける人、悪を庇う人も悪と決めつける人…
人間の醜い部分が出ている。
洛氷河に信頼を寄せつつある沈清秋にやってきたペナルティイベント。
その顔で、こんなことをしないでくれ。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
やめてくれ、やめてくれ…
ここからペナルティイベントがしばらく続くのかと思って、ページを捲る手が遅くなっていった…
第十九回 沈九
ビビっていたけれど、ペナルティイベントは章が変わると早々に終了!
安心した。
沈九の過去①秋家
夢境を通じて沈九の過去を覗く
- 秋の若旦那に虐待されていたが、秋海棠に気に入られ婿になる
- 仙術を学びたいと申し出るが反対され、逆上し殺害
- 秋家に火をつけ去る沈清秋
- 「迎えにくる」と言っていた友(七兄さん)を待っていたが、「もう待たない」
沈九の過去②洛氷河の弟子入り
- 洛氷河に目をつけ、自らの弟子にする
- 才能のある洛氷河に嫉妬し、初対面で熱い茶を吹っ掛ける
- 沈清秋が目を覚ますと清静峰に戻っていた
突然、熱い茶を掛けられて訳がわからず、涙を流す洛氷河。
期待と喜びで胸を膨らませていただろうに、この扱い。
胸が痛い…
▼沈九と七兄さんの関係に大きな秘密があった…(分冊版52)

第二十回 臨戦
清静峰での療養
- 清静峰に忍び込む洛氷河
- 沈清秋と洛氷河のいちゃいちゃタイム
- 蒼穹山の師弟たちと会話
前章から一転し、沈清秋と洛氷河のいちゃいちゃタイムから始まる。
素直に洛氷河を恋しいと認めた沈清秋。
このシーンで「わぁぁぁぁぁぁ…!!」って、色んな情緒が溢れた!!
師尊とのやりとりで完全に「女子化」する洛氷河が好き。
師尊からしたら「泣くな!面倒!!」だろうけれど(笑
ここ、何度も読んじゃう…
洛川→埋骨嶺
- 天琅君の企みを阻止するため、洛川→埋骨嶺へ移動する宗門
- 洛氷河も幻華宮と魔族を引き連れて参加
洛氷河が現れたとき「また一悶着あるのでは?!」と思ったけれど、すでに宗門に手を貸したあとで、かっこよく決意表明も!↓
(前略)私を筆頭に、結合には反対しております。そのため、今回は僅かばかりですが、お力添えをし、皆さんと手を組んで、敵を撃退しようと思っています。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
「うわ〜、できる子じゃないか…!感動!!」と思っていた3ページ後に、
「師尊、私も剣に乗せてください」
(中略)
「……そなたも剣を持っているではないか」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
出たー!!甘えん坊!!!
自分で御剣できるくせにーーー!
さっきのかっこいい魔王はどこに行ったんだよ!
…と沈清秋バリに突っ込んでしまった(笑
埋骨嶺の洞窟を歩くときは先陣を切るも、師尊の手を握る魔王。
たっぷり見せつけてやるぜ!と言わんばかりだ。
埋骨嶺の洞窟の様子を見に行くため、蹴り飛ばされた尚清華の叫び声で2巻が終了。
「え?!ここで終わりなの?」と3巻が待ちきれず、本編完結まで分冊版を読むことに↓↓

▼白蓮華・洛氷河がなつかしい1巻


