1巻を読んですっかりハマってしまった「さはん」
2巻も猛スピードで読んでしまいました。
展開が早い上にコミカルだからサクサク読めてしまう。
でも、単なるコメディでなくしっかりとしたストーリーがあり、気づけばいつの間にか引き込まれている…
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻のメモです。
※ ネタバレ含みます。
※ 本記事は作成途中です。
▼白蓮華・洛氷河がなつかしい人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)1巻

第八回 身死
花月城での乱闘
- こっそり闖入した沈清秋→寧嬰嬰が気づく
- 幻花宮の弟子たちに種蒔き人が混ざっていた
- 柳清歌の御剣で一番高い建物の屋根に連れて行ってもらう沈清秋
変装して気づかれないようにしていたのに、沈清秋に気づいた寧嬰嬰。
おバカーーって思いつつも、この子、いい子だなって思った。
御剣ってスノボみたい。
洛氷河登場→沈清秋自爆
- 心魔剣に反噬されそうになる洛氷河→沈清秋が自らの霊力を使って押さえ込む
- 沈清秋自爆
ここの言葉、彼の今までの人生がいかに辛かったか、苦しかったかがわかる。
「天命?天命とはなんです? 4歳の子供がいじめられていても誰も助けないことが天命ですか?それとも、罪のない老婦人がひどい怒りと飢えの中で死んでいくことが天命だとも?」
(中略)
「それとも、私が犬と残飯を奪い合うことがですか?敬愛し、真心を尽くして仕えていた方が、私を騙し、切り捨て、裏切り、その手で私を煉獄よりも、過酷な場所へ突き落としたことが、、天命だったと言うのですか?!」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
どうして誰も助けてくれないの?どうして自分は幸せになれないの??と心の叫びが聞こえるようだ。
そんな中、唯一手を差し伸べてくれたのが師尊だった。
展開上、避けられないとは言え、無限深淵での一件はたまらない。
心の闇を疲れ、心魔剣に反噬されそうになる洛氷河を身をもって止める沈清秋。
じ、自爆…?
読んでも読んでも、理解ができなかった。
え?沈清秋って死んだの??
寧嬰嬰が洛氷河にかける言葉、師姉としてふさわしい。
でも、最後の「もう師尊だなんて呼ばないで」のところ。
彼女の強い怒りと拒絶を感じる。
俺を見るたび、化け物でも見たみたいな顔をするから、頭にきて……昔は俺に対してだけだったのに、今ではほかの人ともにこにことしゃべって……なのに、俺には話しかけようともせず、いつも俺を疑ってばかりだったから……でも、俺が、間違っていました
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
後悔と絶望の洛氷河。
2巻は初っ端からしんどいな…。
第九回 辺境
前章より5年経過。
辺境での噂話→下っ端魔族との会話
- 辺境守りの弟子たちの噂話
- 沈清秋復活(日月露華芝で作られた肉体を使っている)→絶世きゅうりと名乗る
- 下っ端魔族たちから聞く「道を使うすごいお方」
「早く続きが読みたい!」と思ってページをめくっていたけれど、辺境守りの弟子たちの噂話(洛氷河と沈清秋にまつわるもの)がうまくまとまっていて、頭の中が整理された。
ありがとう、ゴシップ好きのお兄さんたち。
沈清秋の復活が早くて驚いたけれど、5年間も土の中に眠ったのか。
日月露華芝で作られた肉体ってどんなのなんだろう?
沈清秋ベースの身体に「オタクの雰囲気が漂っている」ってどんな風貌なの?
赤雲窟→茶店
- 楊一玄(ヤンイーシュン)再登場(柳清歌の弟子になっている)
- 洛氷河のために紗華鈴が「容器」として修人を捕らえていた→沈清秋が逃す
- 囚われていた柳溟煙や楊一玄とともに茶店に入る→辺境守りの弟子たちと再会
土から出てきた沈清秋同様、わたしも柳清歌が弟子を取ったことにも驚いたけれど、洛氷河に負け続けていることにももっと驚いた!
「君の師尊はここ数年どんな調子だ?」
(中略)
「戦うたびに負けています。」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
話の端々で年月の経過を感じさせるの、本当に上手だなぁ。
この時点では洛氷の出番はほどんどなく、第三者伝いの描写だけでどんどん想像が進む。
もう大魔王路線まっしぐらなんだろうか?(でも師尊大好き)
紗華鈴の元から逃れた沈清秋たちが茶店で聞く噂話がおもしろくて!!
おいおい、まだまだこんなところで驚いてもらっちゃあ回る。この後に、師と弟子が昼も夜も、ずっと一緒に過ごすうちに、密かな思いが芽生えた、と続くんだからな?
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
沈清秋と楊一玄はお茶を吹き出していたけれど、うまくまとまっていると思ったのは、わたしだけ?
柳溟煙も「なるほど」と、この解釈に納得してる。
外堀がこんなに埋まっているのに、まだシラを切る師尊。
あなた、すっかりロックオンされていますよ(笑
第十回 幻花
洛氷河と沈清秋のキスシーンがあります。
幻花宮へ
- 紗華鈴が「容器」(魔気と霊気の交換媒体)として沈清秋を洛氷河に差し出す
- 幻花宮で見た後宮メンバーたちの不遇に疑問を抱く沈清秋
ついにバリバリに大魔王な洛氷河の登場!
ダークで残酷な雰囲気を漂わせている。
これが闇落ちか…。
その後、紗華鈴は偽物を洛氷河の元へ連れて行ったが、洛氷河を喜ばせるところが彼を激怒させてしまい、危うく赤雲窟ごと綺麗さっぱり消されかけたのである。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
洛氷河のこころの中でカギがかかっているところだもの、沈清秋の偽物を準備したら怒られるよね。
今回の復活後の沈清秋の顔を見て洛氷河は同じように激怒しかけたが、身の危険を感じた紗華鈴に「聖陵」の存在を示唆され、怒りをおさめる。
「聖陵」って何?
文脈的には沈清秋に関係することっぽいけれど…
洛氷河の夢境
- 夢境に紛れ込んだ沈清秋
- 清静峰での修行の思い出(師尊との大事な思い出)
- 夢境で洛氷河と沈清秋が対話する
夢の中で見るいつもの沈清秋よりも優しいことに違和感を抱きながらも、どんどん近づく洛氷河。
沈清秋が「近すぎないか??」と思いつつも身動きせずにいると…
羽のようなものがふわりとほぼかすめる。唇から伝わってくるのは、暖かくも少しひんやりとした、馴染みのない柔らかな感触だ。
(中略)
沈清秋の世界観も価値観も人生観も、光の速さで崩壊し、再建してもまた崩壊するを繰り返す。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
今まで鈍かった沈清秋がついに洛氷河の気持ちに気づいた…!
夢境は洛氷河の内面を映し出す場所。
普段は大魔王ぶってるから、自分のこころの中の柔らかいところは誰にも見せられないはず。
夢境だからこそ、「師尊」「師尊」「師尊」って本音を100%全開にできるんだね。
柳清歌が幻花宮に侵入したことで、夢境から覚める。
第十一回 屍体
洛氷河VS柳清歌
- 沈清秋の死体を抱えている洛氷河→沈清秋の助力もあり柳清歌が死体を取り戻す
- 死体を奪われた洛氷河が激怒する
ベッドの中で沈清秋の死体を抱えていた洛氷河。
突然のことになかなか脳内描写ができなかったけれど、5年間も大事に大事に死体を抱えていたのか。
しかも、薄い襦袢姿で。
なかなかゾッとする愛情表現だ、実に洛氷河らしい。
「畜生が!何がどうあっても、そいつはお前の師尊なんだぞ!」
「私がほかの人間にもこのようなことをすると思っているのか?」
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
執拗どころか狂気に近いと感じるが、上記の柳清歌とのやりとりがすべてをあらわしている。
そう、師尊の死体だから大事なの。
洛氷河は柳清歌を助力した沈清秋に怒りの矛先を向けるが、沈清秋は何者かにさらわれてしまう。
さらわれた沈清秋
- 沈清秋の体内で洛氷河の血蟲虫が暴れる→沈清秋をさらった何者かのおかげでおさまる
- 何者かは沈清秋に天魔血を飲ませていた
ふたたび洛氷河の夢境
- 沈清秋の死体を奪われたことを悔やみ、自らの夢境を傷つける洛氷河→夢境に迷いこんだ沈清秋に止められる
- 洛氷河は沈清秋にこころの内を話す
あんなに悪い大魔王ぶってるのに沈清秋の前では甘える大型犬のような洛氷河。
沈清秋の前ではかわいこちゃんになってしまうのね…。
洛氷河が死体を大事にしていた理由がわかった↓↓
もうとっくに後悔してます。ただ、ずっと師尊にそれをお伝えできなくて。師尊を自爆に追い込んだことをまだ怒ってますか?俺、もう師尊の霊脈を全部修復したんです!嘘じゃありません!後は聖陵に入り込めさえすれば、絶対に師尊をもう一度目覚めさせられます!
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
沈清秋を復活させようとしてたのか(日月露華芝ですでに復活しているけれど)
洛氷河とのやりとりを通じて、今の洛氷河を面倒だと感じつつ戸惑う沈清秋。
わたしは、沈清秋は「洛氷河のことをキャラクターとしてしか扱っていなかった自分」を反省していると感じていて、沈清秋の中で洛氷河に対する申し訳なさが後々にも響いてくるのではないかと思っている。
つまるところ、沈清秋は洛氷河を一篇の小説の中に出てくる登場人物としてしか見ておらず、常に遠くから見守り、時折弄ぶような態度をとっていたにすぎないのだ。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻
沈清秋の立場もう難しいね…。

