人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)2巻を読み終えたらすぐに続きが読みたくなって、Amazonで分冊版をポチってしまいました!
1冊100円前後で買いやすくてつい(笑
とりあえず、本編ラストまでを分冊版で読みました。
読み終えた後のあらすじや感想をまとめます。
さはんもおもしろいよーー!
※本記事はネタバレを含みます。
▼小説版1〜2巻の感想も書いています


分冊版を買うか悩む人へ
実は分冊版を買うか3巻発売を買うかめちゃくちゃ迷いましたが、分冊版を買ってよかったです。
2巻がいいところで終わっていて、「3巻の発売って1年後くらいか…待てん」とウズウズを止められず(笑
分冊版は1冊ずつ購入できるので手が出しやすく、とりあえず本編ラスト(51〜54)まで読んでみました。
2巻を読んだテンションのまま最後まで読めたので、分冊版で続きを読んでよかったです!
先に分冊版を読むと小説版を楽しめないのでは…と一瞬気になりました。
しかし、小説版には挿絵や加筆修正もされるので、分冊版を読んでも小説には小説の楽しみ方ができると思います。
だから、わたしは分冊版を読んでも3巻も買います。
▼小説2巻の続きは分冊版51からすぐに読める!
51:不散1
天琅君との戦い
- 追い詰められた天琅君と竹枝郎→洛氷河の勝利
- 蘇夕顔の行動の真実が明かされる→洛氷河にとっては何も変わらない
天琅君がひと暴れするのかと思いきや、洛氷河がアッサリ征伐。
主人公は負けない…とは言えども、この戦いがこの物語のハイライトなのではないな?と勘づき始めるわたし。
天琅君のこのひとことを読んだとき、蘇夕顔に裏切られたことがやはり応えているのだなぁと思った↓
人はなぁ、いつも『我が同族でなければ、その心は必ず異なる』と思っている。どれほど親しいものでも、あっさりと汝を騙すこともある。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
無塵大師から蘇夕顔の行動の真実を聞かされ、天琅君は救われるが、洛氷河にとっては何も変わらない。
ただ、実の親に疎まれた成果物だったのが、実の親に諦められた成果物に変わっただけ。
いずれにしても、「捨てられた」者に変わりは無いのだ。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
この辺から雲行きが怪しくなってきたなと思った。
天琅君のわだかまりが解消されて、魔界と人界の統一を阻止できた、これでハッピーなんじゃないの?
どうして洛氷河はこんなに不穏なの??
心魔剣に反噬される洛氷河
- 洛氷河は心魔剣に心を侵食されていた→沈清秋と一緒にいるため世界を滅ぼそうとする
- 埋骨嶺崩壊
ですが、私にはもう師尊を信じる勇気がないのです
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
天琅君との戦いを終えて、せっかく丸く収まると思ったのに…
「自分は選べれない者」と思い込んでいる洛氷河の心は苦しみでいっぱいだった。
こんなに愛に飢えているなんて…
「師尊を信じられない」と言ったところ、読んでいて心が痛い。
52:不散2
岳清源の述懐
- 洛氷河を止めるため、岳清源が玄粛剣を抜く→抜くことで岳清源の寿命が消耗される
- 沈清秋が洛氷河から心魔剣を奪う
- 瀕死の岳清源が沈清秋に「過去」を語る
ここに来るまで、穏やかで優しいお兄さんくらいにしか思っていなかった岳清源が沈清秋に真実を話し、謝罪する。
今までの伏線が回収されて、キャラクター像が見事に補完されていく。
でも、目の前の沈清秋は転生後の沈清秋であって、岳清源が謝罪したかった沈清秋じゃないんだ…
岳清源の言葉はオリジナルの沈清秋に聞かせてあげたかったな。
取り澄まして相手にしないかもしれないけれど、「捨てられた」との気持ちが溶けていくはず。
岳清源とのやりとりを通じて、こじれにこじれた洛氷河と自分との関係を振り返る沈清秋。
転生者であるという第三者的立場があったからこそ、今の沈清秋のキャラがあるのだけれど、登場人物のキャラクター性やストーリー展開に捉われずに対応できたのではないかと考え始める。
巡り巡って、たくさんの回り道をした。ずいぶん遠回りをした後、呆気に取られて辺りを見渡し、どうすればいいのか分からなくなっている。ただ、悲しみ悔しんで、「こうなると知っていったら」と嘆くしかない。
しかし、この世には「たられば」など存在しないのだ。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
洛氷河も、沈清秋も苦しんでいて、読んでいてとてもとてもツライところだった…
沈清秋の覚悟
- 沈清秋が心魔剣を壊す覚悟
- 天琅君→「心魔剣を壊す=洛氷河を殺す」では?
天琅君、沈清秋が救われたのだから、次こそは洛氷河だよね…と期待しながら、分冊版53をポチる。
53:不散3
- 心魔剣で幻覚を見ている洛氷河
- 沈清秋は洛氷河を引き寄せ二人きりに→身体を重ねる→玉観音ドロップ
- 沈清秋が洛氷河から魔気を引こうとする
※ 分冊版53は洛氷河と沈清秋のラブシーンがあります。
この先にどんなことが待ち受けているのか、沈清秋は知っている。とっくに心を決めていたので、彼は自ら体を翻し、洛氷河に背中を向けた。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
洛氷河から魔気をのぞくため、身体を重ねたふたり。
狂気にとらわれた洛氷河と決死の覚悟の沈清秋…
「痛い」「無理」を連発してる、師尊…
甘さゼロ、色気ゼロ…まさか、初めてがこんなのだとは思わなかった。
そこに、養母の形見の玉観音が現れて、正気を取り戻す洛氷河。
ここで使われるのか!すごい威力だ、このアイテム!!
正気を失ったとは言え、自分がやったことがショックな洛氷河(そりゃ、そうだ…)
でも、心を込めて、誠意を持って、洛氷河に自らの存在を肯定する沈清秋。
だから、二度と誰も自分を必要としない、誰も自分を選ばないなどと言うな
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
とても、とてもいいシーンだと思った。
洛氷河の場合は心魔剣だったけれど、「自分は誰にも必要とされていない」って気持ち、誰にでも巣食うものだと思う。
心に潜む闇を蝕まれると、何もかもが疑心暗鬼になって、誰も信じられない、誰も愛せない。
自分は一人と思い込む。
最強の魔王といえども、誰かに求められること、愛されることが必要だったんだ。
ここが欠けていたから、本来のストーリーの洛氷河は闇堕ちしてしまったのかもしれない。
▼大団円に向かう貴重な回
54:不散4
- 一命を取り留めた沈清秋は蒼穹山で目を覚ます
- 沈清秋はもう洛氷河を見捨てない、ともに行くことを決意する
沈清秋が目を覚ましたとき、姿が見当たらない洛氷河。
「すぐに師尊のもとに馳せ参ずるのがあなたの役目でしょ!」と突っ込んだけれど、蒼穹山のみんながいたら戻れないよね。
蒼穹山を傷めつけたこともあったし、「師尊は俺よりもあいつらといる方が楽しそう」とまで思ってたくらいだから、顔出せないよね…
そんな洛氷河に対しての師尊の言葉、もうとろけちゃうでしょ↓↓
この師が真っ先に見たいのは、そなたの顔に決まっているだろう!
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
そして、師尊が「洛氷河と一緒に行く(もう置いてけぼりにしない)」と行ったときの洛氷河、なんて幸せそうなこと!
よかったね、よかったね!
完全だと思っていた主人公は実は複雑な内面を持っていて、臆病で、葛藤を抱えていて。
最初は「こじらせている」と思ったけれど、こじらせどころか心に大きな大きな穴を抱えていて。
それを大好きな人が埋めてくれて、本当によかったね…!
・・・・・
本編ラストまで読んで
春山恨の作者もわかった。
向天打飛機の志(?)もわかった。
洛氷河と沈清秋が公認の仲ということもわかった。
最後は「大団円」という感じで、とてもいい終わり方だった。
沈清秋がひとりのキャラクターとしての狂傲仙魔途を読みたいと思ったこともあったれど、転生モノでよかったと思う。
けれど、お前と俺の物語は、まだ始まったばかりだ。
人渣反派自救系統(クズ悪役の自己救済システム)
番外編も楽しみ!!!
余裕があったら、番外編も分冊版で読もう!
▼本編ラスト回!!


